健康寿命と美に関する研究活動で培ったQOL(生活品質)の向上に役立つ情報をお届けします。

補完代替・統合医療フォーラム2005

サメ抽出脂質による腫瘍の増殖・転移の抑制効果

ポール・デイビス博士

ニュージーランド国立オタゴ大学
医学健康科学部医学科上席研究員
ポール・デイビス

[講演の様子]
[flv:M_frm2005PaulDavis.flv M_frm2005PaulDavis.jpg 320 240]

はじめに

私達は約9年前にサメ軟骨の研究を始めました。当時からサメ軟骨には血管新生抑制作用があると言われており、今ではパウダーやカプセル、錠剤の形で ガン治療に用いられています。本日は、私達のサメ軟骨や抽出脂質の血管新生抑制作用の研究と、その研究の成果であるガン患者向けの機能性食品についてお話したいと思います。

サメ軟骨の血管新生抑制作用

サメ軟骨の血管新生抑制作用

これはラットの腸間膜窓(Mesenteric Windows)の写真です。左のコントロールの写真では、たくさんの新しい血管が窓の中心に向けて成長している様子が観察できます。一方、右のサメ軟骨を経口投与したラットの腸間膜窓では、血管新生の抑制効果が観察できます。

マコリピンの発見

サメ軟骨の血管新生抑制効果の確認後、サメ軟骨のどの成分が血管新生抑制作用を持つのかという疑問がすぐに我々を襲いました。その後の研究から、サメ軟骨から抽出した脂質画分が非常に強い血管新生抑制作用を示すことが分かりました。

これから先は会員のみ閲覧可能です。
«
»