分子生物学世紀の幕開けとなったカンファレンスが、2000年サンフランシスコで開催されました。カンファレンスでは、近年の新たなガン療法として「マトリックスの分解の抑制」「血管新生の阻害」「シグナル伝達の抑制」「チロシンキナーゼの抑制」「抗体、ワクチンによる様々な免疫療法」「抗炎症剤」などのガン予防や治療への重要性が議論されました。サメ抽出脂質とAR錠剤には、これらの重要な治療法の中で「血管新生阻害作用」「シグナル伝達の調節」「免疫賦活作用」「抗炎症作用」などに効果がある事が知られています。私達は、サメ抽出脂質およびAR錠を進行ガン患者に12ヶ月間投与し、患者のQOLをモニタリングしましたので、その結果をご報告します。