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オーストリア腫瘍学会会誌2003

戦争ではなく平和のための資金-腫瘍学において同様の考え方は有益か?

もし、近年戦争へ注ぎ込んでいる全ての資金を合算し(約200億US$)、戦闘地域の人々のために使うことができるなら、彼ら全員の幸せや喜びに、劇的な変化が生じることは間違いありません。学校、大学、病院、水道、コミニケーションシステムなどの生活の基礎となる設備が素晴らしいものとなり、このような経験は、抑圧、汚染、苦痛を与え、最終的に殺戮を行うような政府を排除する原動力となることでしょう。

その為に必要なものは、洞察力、誠意、人々を説得するためのPR活動、そして、これらのアイディアを実行する勇気です。 戦争をビジネスとする兵器工場のような特定の産業にとっては不都合なことですが、一般の人々にとっては、このような措置は好ましいことだと思われます。

同様に、腫瘍細胞と戦う代わりに、より健康的なライフスタイル、理にかなった効果的なガン検診、発癌物質の回避などにより、腫瘍細胞が生き延びことのできない環境、また自然に腫瘍細胞が減少する環境を整えることが、より意味のあることと思われます。その際必要なことは、物事は変えられるという自信を持つこと、適切なPR活動、これらの前向きなアイディアを実施することだけなのです。 もちろん特定の産業においては商売が落ち込むかもしれませんが、長い目で見た場合、癌の予防プログラムは多くの人々を幸福にし、かなりの苦痛を回避させ、健康に対する費用の負担を軽減することでしょう。

あなたの癌専門医より
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