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オーストリア腫瘍学会会誌2003

補完腫瘍学

Prof.Wolfgang Koestler M.D.,hons.D.
(ヴォルフガング・ケストラー 教授)

オーストリア腫瘍学会会長(President of the Austrian Society of Oncology)
オーストリア腫瘍学会会長 ヴォルフガング・ケストラー 教授


補完腫瘍学について

補完腫瘍学とは

完腫瘍学(がんの補完医療)とは通常医療への重要な追加療法でありその目的は治療効果を向上させることです。具体的には、ホリスティックながん診断や治療システムのことをいいます。ここでのホリスティックとは、悪性腫瘍の診断に対する多角的アプローチと、悪性疾患に対する治療の多局面からのアプローチのことを意味しています。このアプローチの目的は、がん細胞を破壊するだけでなく、疾患を進展させる外因性・内因性の因子を是正することにあります。

がんの補完医療は、通常のがん治療への極めて重要な追加療法であり、その目的は治療効果を向上させることにあります。腫瘍学のこの分野は、生物物理学的治療法や精神腫瘍学的治療方法と同じように、診断や治療、使用される薬剤などにおいて、がん治療に関するアプローチの仕方が理論的に異なります。これらは、徐々に従来の腫瘍学の一部として認められてきています。細胞が悪性化や細胞の顔つきの変化を伴って成長するとき、がんの補完医療もしくは統合医療では、これを患者の全身性の疾患の兆候と捉えます。長い目で見た場合、程度の差はあっても、従来の方法 だけでは腫瘍の縮小に限界があり、このような疾患の治療は成功しないと考えられています。

補完的診断と治療は必要か?

まず、がんの補完医療を論じるにあたり、例えばメラノーマ患者を治療する際、それが必要かどうかを検討することが重要と思われます。検討の際、腫瘍細胞の縮小に主眼をおく従来のアプローチでは、短期、長期いずれにおいても、寛解をもたらすことができるのは一部のがんのみであり、また、寛解の維持は稀に見るケースであることに言及しなければなりません。さらに、従来のアプローチは増加する悪性疾患の発現に、なんら影響を及ぼしていないことは言うまでもありません。また、悪性疾患による毎年の死亡数においても、従来のアプローチによる有意な減少は認められていません。

WHOの発表を考慮すると、悪性腫瘍関連の疾患の診断や治療結果の向上は、なおさら急務と思われます。WHOの予測では、21世紀の前半、2人に1人は悪性腫瘍を患い死亡するというのです!

従来、腫瘍の破壊、縮小のための単独治療は、造血器腫瘍と胚細胞由来腫瘍以外の悪性腫瘍に対抗する手段としては、ふさわしくないと考えられてきました。さらに、今日用いられている腫瘍を破壊する手法の多くは、その治療自体に発がん性を持つ多くの副作用が付随するということを念頭に置かなければなりません。また、悪性疾患を患う患者が緩和ケアの必要な状態に至ったとき、治療するかしないかに関わらず、治療の選択肢は劇的に減少します。

ここで、誤解のないように述べておきたいのは、補完医療を適応するときですら、腫瘍を縮小する方法、特に手術による切除は非常に重要であるということです。ただ、DISC(播種性がん細胞)状の微小転移巣や小さな腫瘍は手術などで除去できないため、病因病理学、腫瘍生理学観点から、手術などは根本的な腫瘍の除去とは言えません。そして、最終的にこれらの細胞が再発や転移の原因となります。腫瘍を縮小する治療を行う場合、医師の行う治療の基本は"primum nil nocere(害を与えないこと)"であり、それを守るためには、その治療の利点と欠点を患者ごとに検討することが必要になります。

体内のある特定の状態は、本来正常な細胞を悪性化させる

補完腫瘍学は、「体内のある特定の状態は、本来正常な細胞を悪性化させる。」という考えに基づいています。たとえ、腫瘍組織摘出後であっても、臓器内で腫瘍に適した環境が持続した場合、その環境が継続している限り、腫瘍が繰り返し再発または転移するのは当然のことなのです。

体内の環境は、pH、rH2やRhoなどを用いた血液検査、だ液検査、尿検査によって調べる事ができます(Vincent, FranceとDr. Elmauの報告より)。特に、腫瘍の進展は以下の検査項目より調べる事ができます。

  1. 酸化還元誘発試験-血清酸化還元分析(Dr. Hermann Heinrich Rostockの報告より)
  2. 以下のような検査項目の総合診断
    • 関連する腫瘍マーカーの上昇
    • CRP(C反応性タンパク質)上昇
    • フィブリノーゲン値上昇
    • アルブミン値低下
    • 総タンパク質量低下
    • 電気泳動の変化
    • 血清銅値上昇を伴う血清鉄値低下(セルロプラスミン値上昇)
    • 貯蓄鉄枯渇(フェリチン値低下)
    • BSG値低下
    • LSA上昇
    • TPS上昇 など

がんが発生、増殖、転移しやすい環境が、がんを破壊する治療によってしばしばもたらされます。そして、進行がんにおいては、腫瘍そのものが腫瘍に対し好環境を作り出します。したがって、がんの補完医療の概念において、患者の「がんに適した環境」を「がんに不適な環境」に変えること、つまり腫瘍細胞を進展、成長させる物質を取り除くことが、最も重要な目的と考えられています。

この概念を念頭に置いた場合、組織内での細胞の悪性化を許し、維持させる環境を作りだす因子に関する疑問が生じてきます。

間充組織(軟らかい結合組織)の正常な機能の再構築が補完腫瘍学のゴール

がん細胞になるうり上皮細胞と、血液、神経、リンパ管とは直接接してはおらず、その間には常に軟らかい結合組織が存在します。その軟らかい結合組織は、Kellner、Stacher、Bergsmannと共に間充組織を研究し、その重要性を確認したウィーンの組織学者Pischingeによって"terminale Endstrecke"と呼ばれています。酸素を含む血管からの全ての栄養素が、上皮細胞に供給されるにはその結合組織を通過しなければならず、また、細胞の代謝による二酸化炭素のような老廃物も同じ経路を通って排泄されます。したがって、この結合組織の透過性や多孔性が、上皮細胞の正常な代謝機能の維持に極めて重要であるということは明らかです。血管と神経の間にある結合組織は、炎症、フリーラジカル、浮腫が生じるほどの高血糖などの代謝障害によってダメージを受けやすい構造をしています。そして、その構造は、ダメージによってその輸送機能を完全には果たすことができないほどに変化してしまいます。その結果、上皮細胞への栄養の供給や老廃物の排泄は不完全になるのです。

フリーラジカルによる組織の脂質過酸化によるダメージを防ぐことが、補完腫瘍学の最も重要な使命の1つ

過剰なフリーラジカルは、間充組織の構造にダメージを与えるだけではなく、細胞、細胞小器官、細胞膜において、脂質過酸化障害を引き起こします。細胞への不適切な酸素供給や、細胞のエネルギー工場である呼吸鎖の存在するミトコンドリア内膜の脂質過酸化障害は、ATP(アデノシン3リン酸)産生の減少を引き起こし、その結果、生物学的エネルギーの低下をもたらします。不適切な酸素供給、有害物質の過剰供給、直接的な脂質過酸化障害などによって引き起こされる緊急事態においても、細胞は生き残りをかけて戦います。その過程で、細胞はミトコンドリアがエネルギー供給源として細胞に取り込まれる以前の昔の形態に戻り、嫌気的解糖による酸化的リン酸化反応によってエネルギーを産生し始めます。さらに、悪性腫瘍が発症した部位では、細胞間の結合が失われます。

細胞のエネルギー産生のための発酵という過程は不可逆的です。ここから先は、その他の腫瘍を減少させる手法と共に、外科的腫瘍切除術や腫瘍細胞のアポトーシスを誘導する事によって、治療が成功する大きなチャンスが生み出されます。腫瘍の進展は、常に、イニシエーションからプロモーションへ、そしてがんのマニフェステイションという段階的な過程をたどります。この過程で、がん細胞は未分化がんとなり、正常細胞として秩序ある行動を取れなくなります。がんの進展は、障害を受けた細胞の生存を可能にするための進化した形態と考えられます。

がんは遺伝子疾患?

今日、がんは遺伝子疾患であると言われています。しかし、これはおそらく完全な正解ではないでしょう。なぜなら、患者の組織のどのような状態が、がん遺伝子を活性化したり、がん抑制遺伝子の機能障害を引き起こすような遺伝子変異の原因となるのかという疑問が残っているからです。ごく近年の現代腫瘍学の発展は、原発がん、再発がん、転移がん、播種性がん細胞(微小残存病変)などの腫瘍細胞の分子生物学的分析によるところが大きく、近年の基礎研究の結果、世の中に全く同じがんはなく、各患者は患者固有のがんを持っているという認識が育ってきています。そのため、できる限り個人の状態に合った治療を行うことが、がん治療の成功の鍵となるのです!

これは、がん細胞の遺伝子をターゲットとしない、計画的ながん治療に行きつくことを意味しています。がん特異的構造に対しデザインされた薬物療法についてはある種の達成感があるため、がんの補完的治療の余地や必要性が本当にあるのかという疑問が生じてしまいます。しかしながら、これまでに解明されたがん特異的遺伝子変異全てに対し、がん細胞のプログラム細胞死(アポトーシス)を誘導することのできる適切な薬物治療が応用できる段階にまだ到達していません。 2001年にヒトゲノムが解読されたとき、このゴールは1つの終焉を向かえたように思われましたが、全てのがん患者に治癒がもたらされるということでは決してありません。分子生物学的にデザインされた薬物は反応が良く、ある一定の割合でがんの寛解をもたらすことはできますが、残存するがんを進展させる体内環境を変える事はできません。これは、原発腫瘍の遺伝子と異なる遺伝子構成を持つ、2次性のがんや再発、転移をもたらしかねません。つまり、体内環境を変えるためには、がんの補完医療を適応する事がこれまで同様重要なことなのです。目下、がんの補完医療の目的は、がんの再発、転移の予防であり、これによって、がん患者ががんから開放され不満なく生活する絶好のチャンスを手にする事ができるのです。

近代腫瘍学の分類

近代腫瘍学は以下のように分類されています。
  1. がん予防
  2. がんの破壊
  3. がんの再発、転移予防
  4. がんの緩和治療

補完腫瘍学の適応

がん予防は1次予防として説明されています。しかし、がん予防は、がんの再発や転移を防ぐ事が目的である2次予防と同じ考え方に基づいています。なぜなら、人間はめったに原発腫瘍で死ぬことはなく、ほとんどが転移によって命を奪われるからです。補完腫瘍学の観点から、腫瘍をできる限り減少させてから適応する2次予防の措置は、腫瘍の再発や転移を効果的に予防します。がんの1次予防、2次予防いずれも、がんの補完医療や通常療法の診断学的、治療学的方法を用い、患者の体内環境をがんに最適なものにしてしまう外部因子や内部因子を、予防または排除するための全ての可能な手段を講じる事に焦点が当てられています。

周術期における補完腫瘍学的手法の適用

がん患者の予後は術前・術中・術後に用いられる治療方法によって左右されます。周術期において、あらゆる治療方法の中で、メラノーマ患者の再発や転移から開放された生活を達成するという意味において、統合腫瘍学こそが最も多くの物を提供できるのです!この目的で用いられる診断学的、治療学的手段は、Oncological Basic Therapy(がんの基本治療)という言葉に集約されます。

Oncological Basic Therapyは、がん予防、がんの縮小、再発や転移予防、がんの緩和ケアのような全ての分野において適応可能であり、また、適応されるべきものと思われます。

補完腫瘍学的がん予防

がん治療において、治療成績を向上させる有効な手段として、前がん状態の早期診断と統合医療のアプローチに基づく治療を直ちに実施することが挙げられます。これらの方法には、代謝や免疫システムの機能を最適化することの他に、カウンセリングによって患者のライフスタイルを大幅に改善する方法があります。悪性化の原因を探るためにも、また、それらを排除するためにも、患者の既往歴の徹底的な調査が必要になります。

このため、統合医療のトレーニングを受けた医師は、既往歴を聞き出す一助となる標準化されたアンケート用紙を用いることによって、既往歴を詳しく調査します。

ホリスティックな腫瘍学では、患者のために十分な時間を確保し、患者全体に十分注意を払うことが、治療効果を上げる重要な要素であるという考えに基づいています。

補完腫瘍学-がん予防:

プロトコールの提案:
  1. 既往歴-ストレス解析
  2. 生物学的検査、健康診断
  3. 臨床検査、LSA試験、酸化還元誘発試験
  4. 原因の分析と排除-心機能の再活性化
  5. 内視鏡手術
  6. 撮像法
  7. 最終診察と基本治療の実施

がんの基本治療のプロトコール
  1. 解毒
  2. 抗ウイルス、抗菌、抗真菌治療
  3. サプリメンテーション
  4. 抗酸化療法
  5. 免疫療法
  6. 食事療法、代謝機能正常化、酸-塩基バランスの調節
  7. 生物物理学的療法、理学療法
  8. 心理療法、精神腫瘍学
  9. ホルモン療法

がんの基本治療

1. がんの基本治療-解毒
  • 重金属の排除
  • 原因の分析と排除(心機能の再活性化)
  • 免疫の正常化
  • 麻酔(知覚麻痺)の効果の正常化
  • 免疫複合体の溶出
  • 農薬、除草剤、ベンゾールの解毒
  • サウナ、高温風呂、シャワーセラピー、赤外線サウナ
  • 浣腸、下剤
  • Reckewegによるホモトキシコロジー
  • Nosoden therapy
  • Homeopathic constitutional therapy

2. がんの基本治療 -抗ウイルス、抗菌、抗真菌治療
  • Chinon therapy (Dr. F.W. Kochの報告)
  • Sanum therapy (Prof. Enderleinの報告)
  • エキナシア抽出物、胸腺抽出物
  • コロイダルシルバー
  • 亜セレン酸ナトリウム
  • プロポリス
  • アロエベラ

3. がんの基本治療 – サプリメンテーション
  • 微量元素の投与:セレン、銅、マンガン、亜鉛、シリカ(二酸化ケイ素)
  • ミネラル:マグネシウム、カルシウム、カリウム、鉄、など
  • ビタミン:A、E、C、ベータカロチン、葉酸、など
  • 乳酸菌、大腸菌、など
  • 酵素
  • アミノ酸
  • 消化酵素と胃酸
  • 不飽和脂肪酸(亜麻仁油、魚油)

4. がんの基本治療 – 抗酸化療法
  • ビタミンとプロビタミン
  • アルファリポ酸
  • 還元型グルタチオン
  • 微量元素(亜セレン酸ナトリウム、亜鉛、マンガン、鉄、銅)
  • ピクノジェノール

5-1. がんの基本治療 – 非特異的免疫療法
  • ヤドリギ療法、βガラクトシド特異的ヤドリギレクチンによる治療
  • 組織抽出物、細胞療法、ペプチド(胸腺ペプチド)
  • 微量元素、ミネラル
  • ビタミン
  • 発熱物質
  • キーホールリンペッドヘモシアニン
  • 細菌性物質、プロピオン酸菌、マイコバクテリウムなど、枯草菌など

5-2. がんの基本治療 – 特異的免疫療法
  • 腫瘍による初回抗原感作を受けた樹状細胞による治療
  • ASI (活性化特異的免疫療法)
  • 腫瘍ワクチン(Pekar とTallbergの報告)
  • 抗体
  • グロブリン
  • 増殖因子

6. がんの基本治療 – 食事療法
  • 生物活性のある食品
  • 健康食品
  • マクロビオティック
  • Budwig diet
  • マイヤー医療
  • 代謝機能の調整
  • 健康食品:がん予防、がん縮小治療中の患者さんのサポート
  • 抗酸化作用を持つ栄養素:がん細胞傷害活性を増強させる事による治療成績の向上、正常細胞の保護向上
  • High-grade parenteral nutrition経静脈栄養:治療中における栄養素摂取量低下時

7. がんの基本治療 – 生物物理学的療法-理学療法
  • 温熱療法(ラジオ波温熱療法、レーザー誘導間質温熱療法(LITT)、マイクロ波温熱療法)
  • 電気化学療法(Dr. PekarによるECTの報告)
  • 生体共振療法、フォル式電子鍼灸、Prognos、Mora、I-health、Pro Quant、Quint system
  • Rostによる体温調節療法
  • 鍼治療
  • 気功、ヨガ、太極拳、自己鍛錬
  • 催眠療法
  • 瞑想、リンパドレナージ

8. がんの基本治療 - 心理療法 - サイコオンコロジー
  • 精神的ストレス因子の既往歴
  • Identity analysis – bach flower therapy
  • 催眠療法
  • リラクゼーションエクセサイズ
  • 瞑想
  • エナジーエクセサイズ
  • ゲシュタルト療法
  • 家族療法
  • リズムエクセサイズ
  • ホメオパシーで適応される量での炭酸リチウム療法

9. ホルモン療法
  • エストロゲンブロッカー
  • 黄体ホルモンブロッカー
  • プロラクチンブロッカー
  • LH-RH作用薬
  • 酢酸メドロキシプロゲステロン
  • テストステロンブロッカー

3.補完腫瘍学における教育

3.1 The Austrian Society of Oncology(オーストリア腫瘍学会)

会長:
Prof. Dr. (med) Dr. (hc) Wolfgang Koestler

副会長:
Dr. Werner Steinkellner
Dr. Volkmar Wirth

事務局:
A-1140 Vienna,
Sofienalpstrasse. 17
Tel/Fax: +431 979 28 60
Email: oego@oego.or.at

認定証:
Certificate for integrative cancer therapy(がん統合医療認定書)

継続教育:

  • 年2回(春秋)オーストリア各地においてオーストリア腫瘍学会開催(バーデンバーデンにおいて毎年11月初旬ドイツ腫瘍学会開催)
  • ウィーン統合医療国際アカデミー腫瘍学会開催
  • 一般診療医スティリアアカデミー「癌」秋季大会開催

機関紙:
Journal of the Austrian Society of Oncology "Curriculum Oncologicum"

ウェブサイト:
Website of OGO : www.oego.oego@or.at

3.2 German Society of Oncology(ドイツ腫瘍学会)

会長:
Dr. Eckehard Bocher

副会長:
Dr. Friedrich Migeod
Dr. Wolfgang Koestler

継続教育:

  • バーデンバーデンにおいて毎年11月初旬ドイツ腫瘍学会開催
  • ドイツ連邦諸州において年間を通し多数のセミナーが開催

機関紙:
The German Journal of Oncology

3.3 Society for Biological Cancer Defense(生物学的がん防御学会)

会長:
Prof. Dr. K. F. Klippel, Celle, Heidelberg, Germany

継続教育:

  • 5月上旬ハイデルベルグにて定期総会開催
  • ドイツ連邦諸州において年間を通じ多数のセミナーが開催

機関紙:
Signal

3.4 Viennese International Academy of Integrative Medicine(ウィーン統合医療国際アカデミー)

会長:
Prof. Dr. (MD) Dr. (hc) mult. Alois Stacher
A-1140 Vienna, Sanatoriumstrasse 2
Tel.: +431 688 75 070

継続教育:

  • 継続教育の一環として、機関紙GAMEDに多くの情報が掲載
  • 補完腫瘍学会議

機関紙:
Gamed

3.5 Styrian Academy of General Practice Medicine(一般診療医スティリアアカデミー)

議長:
Dr. Hellemann Gschwindtner

事務局:
Pestalozzigasse 62
A-8010 Graz, Styria, Austria
Tel.: +433 168 32 121

3.6 3M Society for Continuing Education M3C

会長:H. J. Schade

事務局:
Sonnenbergstrasse 16
65 193 Wiesbaden, Germany
Tel.: +49 611 180 940

4.補完腫瘍学の禁忌とリスク

継続教育: オーストリアやドイツでは、補完腫瘍学に対する多くのセミナーが開催されています。補完腫瘍学では、「統合という概念は通常のがん治療を補 完することであり、取って代わりことではない」という姿勢をとっています。その目的は、より良い治療効果をあげることであり、補完的手法だけで治療するこ とは決してしてはいけません。

ペプチド製剤やヤドリギ製剤を塗布する際は、過剰反応を予防するために皮下試験を先行して行うことが肝要です。このように熟練のセラピストが患者に治療を行う場合、補完腫瘍学的な治療にはほとんどリスクはありません。

5.補完腫瘍学の目的

補完腫瘍学では、がん患の高いQOLを保ちつつ延命を図ること、がんの再発や転移の予防とともに、緩和治療におけるサポートも目的としています。 この目的を達成するために診断や治療で用いられる補完的医療手段は、非常に豊富な治療経験のみならず、最新の基礎研究、臨床また予備試験に基づいているのです。
Wolfgang Koestler
Sofienalpenstrasse 17, 1140 Vienna
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